風月のお湯の特徴

風月のお湯は平山温泉特有のトロみのあるお湯。
入っていると、体にトロトロとまとわりつくような感覚を感じていただけます。
この泉質の良さは「美人の湯」として知られ、湯上がりは「肌がしっとりする」「肌荒れが改善した」と多くのお客さまにご好評をいただいております。

※感じ方には個人差があります。

アクセサリーの変色にご注意

風月のお湯は、硫黄成分を豊富に含んだ天然の湧出泉です
シルバー等、貴金属、アクセサリー等は変色の恐れがありますので
外されてからご入浴ください。

適応症及び禁忌症

1.適応症

(1)この温泉固有の適応症
慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病

(2)一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復期、疲労回復、健康増進

2.禁忌症

(1)一般的禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)

(2)この温泉固有の禁忌症
皮膚、粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人

浴用上の注意事項

1. 温泉療法に際しては、医師の指導を受けるのが適当です。

2. 入浴時間は入浴温度により異なりますが、初めは3分ないし10分程度とし慣れてきたら延長しても構いません。

3. 入浴中は運動浴の場合は別として、一般には安静を保ってください。

4. 入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さないほうが適当です。
ただし「湯ただれ」を起こしやすい人は逆に真水で洗うか、温泉成分を拭き取るようにしてください。

5. 入浴後は、湯冷めに注意して一定時間の安静を守ってください。

6. 高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病については、原則として高温浴 (42℃以上) を避けてください。

7. 熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので、十分注意してください。

8. 食事の直前・直後の入浴は避けることが適当です。

9. 飲酒しての入浴は特に注意してください。

平成18年10月3日
熊本県山鹿保健所長 藤中高子

風月の温泉成分表

成分表
  1. 温泉湧出地:山鹿市平山字舞野5952番
  2. 泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性 アルカリ性 高温泉)
  3. 泉温: 55.6℃
  4. 温泉の成分:下記の通り

 

解離成分総数
陽イオン mg/kg m.val m.val% 陰イオン mg/kg m.val m.val%
ナトリウムイオン 64.4 2.81 98.25% 水酸イオン 1.1 0.07 1.75%
カリウムイオン 1.1 0.03 1.05% フッ素イオン 5.0 0.27 6.73%
カルシウムイオン 0.2 0.00 0.00% 塩素イオン 21.9 0.62 15.46%
アルミニウムイオン 0.2 0.02 0.70% 硫化水素イオン 5.0 0.15 3.74%
炭酸水素イオン 18.3 0.30 7.48%
炭酸イオン 45.1 1.50 37.41%
硫酸イオン 6.5 0.14 3.49%
メタケイ酸イオン 69.4 0.90 22.44%
メタホウ酸イオン 2.6 0.06 1.50%

 

遊離成分
非解離成分 mg/kg m.vol 溶存ガス成分 mg/kg m.vol ラドン含有量
13.19×10-10Ci/kgラドン濃度
3.63M・E/kg
pH9.83(25.0℃)
メタケイ酸 遊離二酸化炭素
メタホウ酸 遊離硫化水素
メタ亜ヒ酸
非解離成分 0.0 0.0 溶存ガス成分計 0 0
溶存物質総量 240.8mg/kg 総成分計 240.8mg/kg
その他微量成分  鉄(Ⅱ)イオン:0.06mg/kg

 

 

平成18年7月6日分析
分析者 (社)熊本県薬剤師会医薬品検査センター